アイラブ・レトロ
皆さんレトロは好きですか~っ?レトロはいいですよ~。さぁレトロにいきましょ~!!(ちい散歩風に読んで下さい。)てなわけでおいらはレトロが大好きです。世の中には色んな趣味や価値観を持った人間が居ますが、私は人が使い古した物を貰ったり買ったり使ったりするのが大好きです。なんだかその物から、先人の歴史まで引き継げているようなあったか~い気持ちになれるからです。今日は我が家に素敵なレトロ仲間がやってきたので、その他のレトロ仲間とジャジャンとレトロな日常を公開いたします。
いち
じゃん。さてこれは何でしょう。引き出しです。昨日偶然ドライブ中に見つけた井の頭通りにある「アンティーク山本商店」から、素敵な楢素材の方袖机をゲットしたのです。ここは本当におすすめ!!出ている商品の数もさることながら、クオリティーも他のアンティークショップの比ではないですよ。なにせ職人さんがしっかり使えるように修復してくれて居るんです。まずは引き出しを抜いて中をふきふき。虫干しします。
さん
じゃん。リーサルウエポン。古い家具や安物の家具は引き出しのコンタクトが非常によろしくありません。いつもはろうそくのろうをぬりぬりしていたんですけど、今日百均でこんなもんがあったのでゲットしてきました。今は百円で本当に色んな物が揃いますね。関係無いですけど、私は100円ローソンを愛しています。
ごー
こんな風に引き出しと接触する滑走路部分にろうをぬ〜りぬりします。
なな
おっとっと。引き出しの中に先人のやんちゃっぷりが刻まれていました。万年筆のインクでもひっこぼしてしてしまったんでしょうか。こういうのもレトロ家具の醍醐味!「うわっ。汚ねえ」と思ったそこのあなた。レトロ人間とはまだまだいえませんよ。
きゅー
天板もまた先人の歴史が刻まれています。何でしょう。明らかに爪でひっかいたような跡…。失恋でもしたんでしょうか。こういう妄想をしながら毎日毎日、今度は私の歴史が刻まれていくんですよ。オラなんだかわくわくすっぞ!
じゅういち
おお〜〜………。
じゅうさん
よいしょ〜。レトロな書物もたくさんコレクションしていますよ。これはほんの一部。漫画の資料なんかにも使わせていただいてますけど、ゴロゴロ横になって読んでいるだけでも幸せな気分にしてくれます。「ALWAYS 三丁目の夕日」のDVD欲しいなぁ。
じゅうご
これは明治時代のお裁縫箱です。今や我が家の救急箱になっています。毎日食後に飲む大量の薬をストックする場所が無かったもので…。今までテーブルの上にどさっと置きっぱなしにしていたんですけど。「肥沼くん」が来てくれて助かっています。(肥沼とは私が敬愛する放射線研究学者の先生です。ベルリン大学に行ったのも肥沼先生が留学していたからだ〜っ。漫画にも出てきますよ!)
じゅうしち
見てくださ〜い。このちっちゃな引き出し。無くしやすい小さなタブレット状の薬もしっかりストック出来ます。それにしても昔の人はいい仕事してますね。取っ手の部分もよく出来てます。肥沼くんアイラブユ〜。
じゅうきゅう
これまたマニアックな一品。平成生まれのヤングは知らないだろう!ははははは!!「ベニスに死す」という映画のポスターです。オークションに出品されていて、思わず落札しました。だって…結構思いで深い映画で。ビョルン・アンドレセン演じる「タージオ」のあまりの美しさにひたすら衝撃を覚えた知る人ぞ知る名作です。確かカラー映画だったと思います。興味のある方、是非見てみて下さい。
にじゅういち
質屋のショウウィンドウから切ない眼差しを送っていたビクター犬こと「ニッパー」君「his masters voice」小首をかしげてかわいらしいけど、蓄音機から聞こえてくる亡き主人の声に聞き入っている彼の姿を捉えたこの彫像は胸に迫る物が有ります。下のベルトとバッックルは骨董品で手に入れたナチスのSSベルトです。持ち主は相当スリムなドイツ人だったと思われる。ベルトの穴が正規の穴からずっと詰められた場所に自分で穴をあけていました。
にー
…何と言う事でしょう。アンティークショップというのに、店員さんの平均年齢が皆若いのにビックリ。大きな店舗の一階には、修復作業場もあって、若いお兄さん達が、年代物の和家具を木屑だらけになりながら修理している姿にも萌え〜!!前から古い方袖机を探していたんですけど、ここには迷ってしまうほど色々なレトロ机があって思わず興奮してしまいました。んで、買った後はメンテナンスもがんばりましょうと、市販されていない業務用のワックスをいただきました。何と言うレトロ家具への心遣い…。いただいたお嬢さんは大切にいたします。
よん
引き出しを全部引っこ抜いた方袖部分です。留め具の劣化が激しかったのか、ここだけ真新しい木片が打ち付けられていました。これもまたレトロ家具の醍醐味ですよ。ハッハッハ。
ろく
ほいさ。引き出しの接触部分もぬ〜りぬりします。なんだかさっきから「ぬ〜りぬり」の「ぬ」の文字に激しくゲシュタルト崩壊を起こしています。
はち
先ほど頂いたワックスで天板部分もふ〜きふき。この天板は大変厚く。とても頑丈に出来ています。これだけふんだんで惜しげも無く楢の木を使った机。一体どんな人が使っていたんでしょうか。黒くて、鈍くて柔らかい光沢が蘇ってきました。
じゅう
ジャン!!セッティング完了!。
じゅうに
う…美しい…。この机は大正の終わりから昭和初期に作られた物です。当時としては珍しい金具の取っ手が渋い。いや〜。本当に良い買い物が出来ました。本当にどんな人が使っていたんだろう。さて名前は何にしよう。(私は物に名前を付けます)う〜ん……。「文蔵」よし。「ぶんぞう」にしよう。「文豪」と先人がきっと文学学生だったという妄想から名づけました。文蔵!これからよろしくね!!
じゅうよん
どうだ!!これぞ昭和の裸電球〜!もうこのかちかちってよこのつまみをひねって電球を付けたり消したりする瞬間が至福の時です。「蛍光灯は目に痛いよね〜」と、ドイツ人が言うように、蛍光灯は周波数が速すぎて、煌々としたあの光は人の神経を高ぶらせます。茶の間を蛍光灯にすると、夫婦喧嘩の確率がグッと上がるそうです。窓から漏れる光は、やっぱりやわらかな白熱灯の光が一番です!
じゅうろく
肥沼くんの内部。元お裁縫箱の名残が有りますよ。針山部分はパコッと取り外し可能な構造になっています。おそらく針山がボロボロになったら取り替えが出来るようになっているんでしょうね!底の部分には沢山の針の跡が。よいですね〜(^。^)きっと大和撫子が愛する旦那様のために着物を繕ったりしていたんでしょうね
じゅうはち
ドイツのアンティークショップでゲットした100年前の小さなガラス細工。左の松ぼっくりは大きさの対比に。と、さりげない自慢〜。ただの松ぼっくりにあらず。恐れ多くもポツダムはサンスーシー宮殿の庭に転がっていた松ぼっくりなり。(本当は植物とかもって帰っちゃ駄目だって帰りの飛行機の中で知りました。ドイツと日本の皆さんスミマセン。アウトブレイクな事にならないよう気をつけます。)
にじゅう
わ〜お。これも「ベニスに死す」のフォトコレクションです。これまた個人所有物がオークションにかけられていたので落札しました。ビョルン・アンドレセンやばいくらい美少年ですよ。変態と思われるかもしれませんが、ジョゼフのモデルはビョルンです。これに比べたらちょっと老けてますけど!そのうちジョゼフの少年時代とか、ビョルンなジョゼフを描けたらいいなぁ〜。
にじゅうに
ビュ〜ティフォ〜。これもドイツのアンティークショップでゲットしたキャンドルウォーマーです。前にリッツ・カールトンホテルでお茶をしていた時に、初めて目にしたアイテムでした。ロウソクが紅茶をいつまでもちょうどいい温かさにキープしてくれる上に、目にも美しい物でした。自分も欲しくて探しまくっていたんですが、日本ではあまり馴染みが無いのか。伊勢丹でさえ、あってもでかすぎる銀製で。高い…。諦めていた時に偶然遠いドイツのアンティークショプで見つけ、もう速攻、2個ともお買い上げしてしまいました。私のあまりの興奮っぷりに店員さん笑ってたな〜。親切で本当に良い店員さんだった!
